なぜ人に悪意をぶつけてしまうのか。
人の怒りを目の当たりにするのは怖い。
文字だけでも怖いのは何故だろう。
文字に起こしているということは、その分止まって考えているからだろうか、
怒りの文字には悪意が見えると思ってしまう。
悪意は怖い。心が蝕まれていくような気がする。
自分に関係のないものでもいい気はしないのに、これが自分に関係のあるものだと思うと恐ろしくて…
学生のとき、初めてメールのやり取りをし始めてそれに悩まされ続けたことを思い出す。
ひとつの意味を伝えてると思ってたのに、真逆のニュアンスで伝わってしまったときの体が凍ってしまったのではないかと錯覚してしまうほどの後悔は忘れられない。
今でもメッセージのやり取りは苦手だ。
(直接話すのが苦手じゃないわけではない…)
文字で怒っていることが分かるときはそこに悪意があるから分かるのではないかと思う。
文字で細かい機微を伝えるのは至難だ。
声に出して言った言葉のままに文字だけで相手に同じように伝わることは少ないのではないかと感じる。
それが読むことと書くことの面白さでもあり、難しさだなあ。
わたしも悪意のある文章を書いているんだろうな。あかんですな。
思うことは自由、発することも自由。
でも悪意はあまりないようにしたい…